2008年12月6日土曜日

独学でもがんばる法! その4

独学者にエールを送るコーナー(いつの間にかコーナーにした)、第4回目は「テクニック編その3」。

そもそもインプット学習とアウトプット学習の定義はなにか?
一般的には、「インプット学習」とはテキストメイン、「アウトプット学習」とは問題演習メイン…でしょうか?
ここで、ポイントは、「メイン」ということ!つまり、「インプット学習」とはテキストを読んでから問題演習をやることで、「アウトプット学習」とは問題演習をやってからテキストをチェックすること。食事と一緒、偏ってはいけない、バランスよく!メタボになるとろくなことないね(試験当日、アタマは回転しようとするのに、からだが動かないよ)。
私の場合は、インプット時点にテキスト:演習=9:1とか8:2の時間配分を、2月中旬からは3:7とか2:8に変えた。頻出箇所(例えば、労基法の解雇とか)は、2:8のほう。
間違うたらアカン!頻出箇所ほど問題重視やで!

まず、GW前までの一応の予定をたてて、択一式がとっかかりやすかったからこっちからやった。とにかくぼくは、書かないと記憶できないオツムやし、問題を読んでは「間違っている箇所」を書いた1肢1肢書いた、「15→30」とか、「労働者→女性」とか。「国はなし」とか、「3級障害も含む」とか。端的な表現で誤りを正す訓練。とにかく、書いた。受験までに大学ノート十数冊、今も戦果品として残してあるよ、ほかせません…。
ひょっとして、読者の皆さん、「先生の時代は、記述式だったから書かはったんやなあ」と思われた方も多かったのでは?
違う、違う!択一肢の誤りを見つけては書きまくったわけよ。このペースで2箇月もやってりゃ、だれでも腱鞘炎になれます!
で、ひと単元済んだら、テキストチェック!問題やってて誤りが指摘できなかったとことか、怪しいとこ、間違ったとこをさっとチェック。じっくり読む必要はない。また、どうせ繰り返すんやから。

こんな独学ならではの、一見、非効率的な手法は、大手予備校ではやらないケースがほとんど。でも、個人でやるとなったら別よ、好きなようにやれるからね。社労士予備校ではこの方法を部分的に応用して受講していただきます!(ワイドショーのコーナーにゲストで来てバンセンやってるみたいやなあ…)

梅田の受講生さんのひとりに、「先生、演習やってテキストチェックの流れが時間かかりすぎ。直前期やし、ぼちぼちテキスト置いといて演習オンリーでええやろか?」って聞いてきた方がおられた。6月ごろやったかなあ。あぁ~実践してくれたはったんやなあとうれしかったです。合格者として読者の中におられますよね!

まだ、続かすで、このコーナーは!
次回は、GW明けからの腱鞘炎との闘いをご紹介します。

johnyさん、ひさしぶり!年末年始は勉強時間の確保に苦労するもんなあ。そやけど、そこをがんばってや!「来年こそは!」やからね。

すみちゃん、わかるでぇ~!あんた、受かったんやな!よかったなあ、おめでとう!
新年会、一人参加も大歓迎っす!っていうか、ほとんどみんな一人やと思うで。ぜひ、仕事と家庭と勉強をうまくこなせた何かを聞かせてください。特に、女性の方は参考にならはると思います。
あ~それと、すみちゃん!「会社の後輩で来年受験を予定している子がいるので、来週明けに早速このブログと来春の講座を紹介しますね♪」の件、よろしく頼むでぇ!
(ちなみに、読者のみんなも、この件は最重要任務やで、わかってるな!)

【問題031の解答解説】
答 ②20時間以上であり、かつ、1年以上
(行政手引20368)いわゆるパート労働者の被保険者資格は、1週間の所定労働時間が「②20時間以上であり、かつ、1年以上」引き続き雇用されることが見込まれるときに適用となる。なお、短時間就労者とは、その者の1週間の所定労働時間が、同一の適用事業に雇用される通常の労働者の1週間の所定労働時間よりも短く、かつ、40時間未満である者をいう。


山川靖樹の社労士予備校【基礎答練】・【新年会&決起集会の参加】
はこちら→ http://www.ab.auone-net.jp/~y.yasuki/sub2.html

【今日の問題】
問題032 未支給の失業等給付の請求は、原則として、当該受給資格者等が □□□ 以内にしなければならないこととされている。
①死亡した日の翌日から起算して1年
②死亡した日の翌日から起算して1箇月

③死亡したことを知った日の翌日から起算して1箇月

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