試験からの2ヵ月半は長いよなあ。
結果のいい人は待ち遠しいし、そうでなかった人もなんか踏ん切りつかないし。私の場合は、あかん(記述式の雇用で)と思てたけど、とりあえず、なんも手につかへんかったなあ。
で、あかんかった場合に、再チャレンジとこうなるわけやけど。
正和さんの投稿、これを考えます。 これからの時期にピッタリの話題です。
予備校選び、というよりは、そこの先生との相性は重要です。
どこの会社でも商売なんやから一生懸命やってます。で、どこの講師も「基本的」には、プロなんやから一生懸命やってる「はず」です。ただ、対人間ということから、どうしても相性の問題は出てくるわなあ。
もし、相性の良さを感じる先生なら、世間の評判がどうであれ、その先生についていくべき。勉強が効率よく進むはず。自分が素直になれるからです。
この場合は、乗り入れ制度の利用も必要ないと思う。(ただ、いろんな角度から話を聴きたいとか、違うポイントを示してくれるとか、それは別のニーズとしてとらえてね)
もし、相性が会わないなあ…と感じる先生なら、素直に話しを聞けない分、マイナスが大きいと思う。
勉強方法を聞いても、「ホンマかいな?」とか。ここは出るよ!っていわれても、「去年はずしたやん!」とか。「その言い回し、好かんなあ!」、「あんたはどうなん?」とか。自分の中でしっくりこないから、そんなことばかり考えて。余計なこと考えてる間に講義は進み、結果的に「わからん!」となる。
各予備校、こうしたニーズに応えるため、乗り入れ自由にしていると考えてください。「相性が悪いからやめます、返金してください」はできないからねえ。だから、乗り入れはそのためのアフターフォローサービスなわけ。
そこで、正和さんのケース。まずは、乗り入れとかを考えてみたらどうやろ?
テキストもムダにならんし、余分な出費もかからへんし。数人の先生を聴くうちにピッとくる先生に会えへんかなあ。 良くも悪しくも周りの評判は気にせんほうがええよ。人それぞれの感じ方があるし、ファンの数だけアンチもいるっていうし。
公表されてる世間の評価って、「あかん先生や!」はそうやそうや!てことになるけど、「ええ先生や!」の意見はかえって叩かれて、あまりオモテに出てないよね。自分で聴いてみなわからんもんやで。
私はLECのことしか知らんけど、本論編とか、実力完成講座とかの先生は、それなりの評価を受講生からもらってなければ講義依頼はきません。講師同士では?であっても、受講生が◎なら、その先生は◎やから、何の問題もないわけで。
それでも、あかんというんなら。
別のとこに行かなしゃあないなあ。費用はかかるけど、2重に通うデメリットはないと思いますよ。
教え方は、「予備校の差」というより「講師の差」。いい講師の多い予備校とそうでない予備校との間で「差」が生じるんと違うかな。そらまあ、テキストの差とかあるやろけど、いい講師はどんなテキストでもそれなりに講義もするし、足りん分はレジュメでもつくって補うもんです。
LEC内の乗り入れと同じ感覚で、他社の先生と乗り入れって感じで。テキストも他社のがあれば補完しあえるし、ムダにはならん(LECのテキストは見やすいと思います)。ただ、メインのテキストをどっちかに決めとかな、メモとかややこしなるで。
ということで、参考にして下さい。
non太朗さん。解答は残念…でしたが、その後に続けておられる労使協定の効力に関してはOKです。
ショウコさん、吉報待ってますよ!
【問題013の解答解説】
答 ①この事業場の労働者が、当該36協定に従う義務があったとはいえない
(トーコロ事件・最判平13.6.22)
本件は、卒業アルバム等製造業の会社において、過半数代表者の適性が争点となったものである。判旨としては、会員相互の親睦と生活の向上を目的とする親睦会(いわゆる「友の会」)は、労働者の自主的団体とは認められず、したがって、労働組合にも該当しないこと、また、当該親睦会の役員選挙が、36協定を締結する労働者代表を選出する妥当な手続きであったとは認められないことの2点を理由として、協定の締結当事者である過半数代表者が適性を欠く場合の36協定は、有効であるとは認められず、①という判断がなされた。
【今日の問題】
問題014 ある会社の営業職の賃金体系が、月額基本給、営業職手当、定額制の通勤手当、時間外労働手当の4項目であるとき、割増賃金の計算の基礎となる賃金項目は、 □□□□ となる。
①4項目のすべてが対象
②月額基本給、営業職手当の2項目
③月額基本給、営業職手当、定額制の通勤手当の3項目
*次回からは、「労働者災害補償保険法」です。